GAKKEY LAB

Web Manual

Side Note
マニュアル

Overview

概要

Side Noteは、ほかのアプリを操作しているときも背後に隠れず、テキスト、PDF、画像を作業画面のそばに表示しておけるmacOS用ビューアです。
3枚のノートを切り替えながら、作業に必要なメモや資料をいつでも確認できます。
Webページのテキストや画像を貼り付けてスクラップしたり、資料やPDFを参照したりと、DAWに限らずさまざまなアプリと一緒に使えます。
各ノートは、テキストノートまたはPDFノートとして使用できます。

テキストノート メモや文章を入力したり、画像を貼り付けたりできます。
PDFノート PDFをそのまま取り込み、ビューアとして閲覧できます。

Control

Side Noteの操作パネル

Side Noteの小さな操作パネルから、ノートの表示、AutoHide、ファイル操作を行います。 ノートボタンの色で、現在の表示状態を確認できます。

Side Noteの操作パネル
ファイルメニュー 保存、読み込み、書き出しなどのファイル操作を行います。
AutoHide 作業の邪魔にならないように、ノートを自動で隠します。
ノート 1 / 2 / 3 各ノートの表示・非表示を切り替えます。

ノートを削除する

各ノート右上の小さな「×」ボタンで、ノートの内容を削除して初期状態に戻します。

各ノート右上の×ボタンでノートを削除して初期状態に戻す

Shortcuts

ショートカット

ノートの表示切り替えや、テキスト / PDFモードでよく使う操作はショートカットから実行できます。

ノートの表示・非表示

次の3つはグローバルショートカットです。
ほかのアプリを操作しているときでも、Side Noteのノートを表示・非表示できます。

⌥ + F1 ノート1の表示 / 非表示
⌥ + F2 ノート2の表示 / 非表示
⌥ + F3 ノート3の表示 / 非表示

ノート操作のショートカット

背景の不透明度は、すべてのノートに共通して適用されます。
PDFのズームとテキストの文字サイズは、選択しているノートにのみ適用されます。

⌥ + ⌘ + ] ノート背景の不透明度を上げる
⌥ + ⌘ + [ ノート背景の不透明度を下げる
⌥ + ⌘ + 0 ノート背景の不透明度をデフォルトに戻す
⌘ + / ⌘ - PDFのズーム、またはテキストの文字サイズを変更

AutoHide

AutoHideを使う

AutoHideをONにすると、ほかのアプリを操作しているときに、Side Noteのノート上へマウスカーソルを移動してすぐに停止させると、ノートがゆっくりフェードアウトします。 Side Note自体を操作しているときは動作しません。 作業中に一時的にノートを隠したい時に使います。

AutoHide ON ほかのアプリを操作中に、ノート上でマウスカーソルを停止させるとノートを自動的に隠す
⌘ + TabでSide Noteを選択 AutoHideで非表示になっているノートを、すべて表示状態に戻す

AutoHideの一時キャンセル

AutoHideをONにしたまま、テキストやPDFをスクロールするなどノートを操作したいときは、その回のAutoHideだけを一時的にキャンセルできます。

スクロール テキストやPDFをスクロールホイールでスクロールするとAutoHideをキャンセル
マウスカーソルを動かし続ける ノート上へ移動したあと、すぐに停止させず動かし続けるとAutoHideをキャンセル
⌘キー ⌘キーを押すとAutoHideをキャンセル

一度AutoHideがキャンセルされると、そのままノート上でカーソルを停止させても再び動作しません。マウスカーソルを一度ノートの外へ移動し、再びノート上へ戻してください。
「マウス不停止でキャンセル」と「⌘キーでキャンセル」は、設定メニューから個別にON / OFFを切り替えられます。どちらもデフォルトではONです。

Save

保存と読み込み

Side Noteは、起動時にドキュメントを作る必要がない設計です。 一時的なメモとして使う場合は、そのまま使い始められます。 残しておきたい状態は、ファイルメニューからSaveできます。

Saveではノートの内容だけでなく、ノートの位置、表示していたPDFのページ、 ノートの表示・非表示など、その時のSide Noteの状態をまとめて保存します。 Loadすると、保存した時の状態が復元されます。

Save ノートの内容と、その時の表示状態やノート位置などをまとめて保存
Load 保存した時のノート内容、表示状態、位置、PDFの表示ページなどを復元

Quick Look

Side Noteで保存したパッケージは、FinderのQuick Look(スペースキー)で内容を確認できます。
Side Noteを起動しなくても、保存されているノートの内容をすばやく確認できます。
また、Side NoteのQuick Look機能はZIPファイルの内容表示にも対応しています。

Side Noteの保存データとZIPファイルをQuick Lookで表示した画面

Detailed Manual

保存データについて

Side Noteの保存データはパッケージ形式です。 テキスト、貼り付けた画像、取り込んだPDFなどは保存時にパッケージ内へ格納されるため、 元の画像やPDFを移動・削除しても、保存したSide Noteデータから読み込めます。

必要なデータをパッケージ内に保存 テキスト、貼り付けた画像、PDFなどを保存データ内に保持するため、元ファイルの場所に依存しません。
万一のときも実データが残る設計 管理データの破損などでSide Noteから正常にLoadできない場合でも、テキスト、画像、PDFなどの実データはパッケージ内に個別に残ります。

パッケージはFinderで右クリックして「パッケージの内容を表示」を選ぶと、中に保存されているファイルを確認できます。

Export

エクスポート

ノートをPDFまたはスタンドアロンHTMLビューアとして書き出せます。
メニューバーのファイルメニューから行います。

選択中のノートをPDFとして書き出す

  • 現在選択しているノートをPDFとして書き出します。
  • テキストノートは、貼り付けた画像を含めた内容全体を、ひと続きのPDFとして書き出します。
  • PDFノートの場合は、取り込まれているPDFをそのまま書き出します。

スタンドアロンHTMLビューアを書き出す

  • ノート1〜3の内容をひとつのHTMLファイルとして書き出せます。
  • 書き出したHTMLは、Side NoteがインストールされていないMacやWindowsでも、ブラウザで閲覧できます。
  • ブラウザの印刷機能を使って、選択したノートを印刷したりPDFとして保存したりできます。
  • Side Noteを使用していない人とノートの内容を共有するときに便利です。

ノート1〜3をまとめて手軽に共有する場合はスタンドアロンHTML、選択中のノートを見た目を保ったまま共有する場合はPDF書き出しが便利です。

RTC Integration

Relative Time Counter(RTC)連携

Relative Time Counter(RTC)と組み合わせることで、テキストノートからRTCを直接ロケートできます。
※Relative Time Counter Ver. 2026.8.21以降が必要です。

テキストからRTCへロケート

テキスト内の時間表記に⌘(Command)キーを押しながらカーソルを重ねると、緑色のリンクに変わります。
リンクをクリックすると、その時間をRTCへ送信してロケートします。

対応する主な時間表記

  • 1:23 / 01:23
  • 1:23:45 / 01:23:45:12
  • 15秒 / 1分 / 1分23秒
  • 15s / 42sec
  • 1m23s / 1min 23sec

全角数字・全角コロンのほか、セミコロンやピリオドによる区切りにも対応しています。
実際のロケート解釈(REL/ABS、フレームの扱い)は、RTC側の現在の設定に従います。

RTCの時刻をノートに挿入

ノートのタイトルバーにある時計アイコンをクリックすると、RTCのカウンターに現在表示されている時刻をテキストとしてノートに挿入できます。
たとえばRTCに2:25と表示されている場合、ノートのカーソル位置に2:25が挿入されます。
ミックスや編集を確認しながら、気になった箇所の時刻をノートへ記録したり、歌詞カードに時刻を追加したりするときに便利です。

書き込みスペースを追加

歌詞カードや進行表など、既存のテキストに書き込み用のスペースを追加できます。
テキストを選択してノートのタイトルバーにある表アイコンをクリックすると、選択したテキストが表に変換され、左側に新しい列が追加されます。
追加した列には、メモやセクション名などを自由に書き込めます。

RTC連携と組み合わせれば、時計アイコンからRTCの時刻を挿入して、歌詞や進行に沿った時間情報を記録していくこともできます。

表の右クリックメニュー

  • 左側にメモ列を追加
  • カーソル位置の列を削除
  • 罫線の表示/非表示を切り替え

Notes

補足

編集機能について

Side Noteは、基本的にはビューアとして使うことを想定しています。 PDFやテキストの編集機能は最小限です。 テキスト編集やPDF表示はApple標準の仕組みを利用しているため、右クリックから一部の標準機能を使える場合があります。

貼り付けた画像について

貼り付けた画像はドラッグで拡大縮小できます。ダブルクリックすると拡大プレビューを表示します。

Shiftキーを押しながら起動

ノート1をテキストモードで開き、すぐに書き始められる状態で起動します。

Updates

アップデートと更新履歴

Side NoteメニューまたはHelpメニューの「アップデートを確認…」から、最新版の有無を確認できます。

Side Noteのアップデートメニュー

「アップデートを自動的に確認」がオンの場合、更新があるときに通知します。

Side Noteの更新履歴を見る